Zoomex(ズーメックス)では、買いポジションと売りポジションの両方を同時に保有する「両建て取引」に対応しています。両建て取引は、取引所によっては禁止取引に指定されている場合もありますが、Zoomexでは両建て取引を公認しております。両建て取引をすることで、暗号資産(仮想通貨)取引におけるリスクヘッジや利益の担保ができるため、効率的な取引が可能です。
両建て取引をする際に注意が必要な点もございますので、Zoomexが設定している両建てルールをご理解ください。Zoomexで両建て取引を有効活用して、戦略的な仮想通貨投資をお楽しみください。
Zoomex(ズーメックス)では、両建てによる取引が可能です。両建て取引を活用することで、リスクヘッジや利益の担保などができます。一方で両建て取引の使い方を誤ると、獲得利益の期待値が低下したり、取引コストが増大したりするリスクがあるため、両建て取引を取り入れる際は注意が必要です。両建て取引の特徴を理解して正しく活用すれば、効率よく暗号資産(仮想通貨)取引で利益を生み出せます。
また、Zoomexでの両建て取引には独自のルールもあります。Zoomexによる両建て取引の特徴や基礎を理解して、上手にご活用ください。
両建て取引とは、1つの銘柄にて同じ取引量でロング(買い)ポジションとショート(売り)ポジションを保有する取引手法です。同時に売買両方のポジションを保有すると、含み損と含み益が相殺されるため、両建て取引中は含み損も含み益も増えません。 そのため、リスクヘッジや利益を担保したい際に有効な取引手法です。Zoomexでは多種多様な暗号資産(仮想通貨)が用意されており、両建て取引を活用することで、戦略的な仮想通貨投資ができます。
Zoomex(ズーメックス)では、暗号資産(仮想通貨)の現物取引とデリバティブ取引を行って頂けますが、両建て取引ができるのは、デリバティブ取引のみとなります。現物取引では、通貨を購入し相場変動に応じてその通貨を売却することによる差額が利益となるため、売買両方向のポジションを保有する両建て取引はできません。
また、Zoomexのデリバティブ取引には「USDT無期限取引」と「インバース無期限取引」の2種類の取引形式がありますが、両建て取引は「USDT無期限取引」のみ対応しています。「インバース無期限取引」と「現物取引」では両建て取引ができないためご注意ください。Zoomexのデリバティブ取引「USDT無期限」で、投資戦略として両建てを活用して、効率的な仮想通貨取引をお楽しみください。
Zoomex(ズーメックス)で両建て取引を行うには、「USDT無期限取引画面」の設定から「ポジションモード」を変更する必要があります。ポジションモードは「ワンウェイモード」と「ヘッジモード」があり、デフォルトではワンウェイモードに設定されています。両建て取引をする場合は、ポジションモードを「ヘッジモード」に変更の上お取引ください。各ポジションモードの特徴は以下のとおりです。
ポジションモード | 特徴 |
ワンウェイモード |
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ヘッジモード |
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ワンウェイモード |
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ヘッジモード |
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インバース無期限取引では、上記ポジションモードの変更ができず、ワンウェイモードのみでのお取引となるため、両建て取引ができません。両建て取引をお使いになりたい場合は、USDT無期限取引にてご利用ください。
Zoomex(ズーメックス)では、インバース無期限取引で両建て取引はできませんが、取引方法を工夫することで、インバース無期限取引を使った両建て取引が可能です。例えばインバース無期限取引にて「BTCUSD」で買いポジションを保有し、USDT無期限取引にて「BTCUSDT」で売りポジションを保有すると、実質両建て取引が成立します。
USDT(テザー)は米ドル(USD)の価格に裏付けされている仮想通貨で、1USDT=1USDの価値があり、BTCUSDとBTCUSDTは異なる銘柄のため、ワンウェイモードのままでお取引頂けます。インバース無期限取引を主体に仮想通貨投資を行う際の戦略としてご利用頂けます。
Zoomex(ズーメックス)のマージンモード(証拠金モード)には、「分離マージンモード」と「クロスマージンモード」の2種類あります。マージンモードを変えることで、デリバティブアカウント内にある資金の一部を証拠金にするのか、もしくは全部を証拠金にして取引するかを選択できます。しかし、Zoomexで両建て取引を行う場合、ポジションによって異なるマージンモードに設定することはできません。例えば、買いポジションは「クロスマージン」で保有し、売りポジションは「分離マージン」で保有することは、システム上できないため予めご了承ください。
尚、Zoomexのマージンモードは、保有中のポジションがない場合いつでも変更可能です。両建て取引をする前にマージンモードを変更したい場合は、ポジションを保有していない状態で設定を変更してください。 また、Zoomexのマージンモードは銘柄ごとに変更頂けます。両建て取引は同一銘柄で売り買い両方のポジションを保有する手法のため、両建て取引時は予めマージンモードを決めてからお取引ください。
Zoomex(ズーメックス)は、両建て取引に対応している暗号資産(仮想通貨)取引所です。両建て取引を取り入れることで、効率よく仮想通貨投資にチャレンジできます。Zoomexの特徴と、両建て取引の特徴を最大限に生かした仮想通貨取引をお楽しみください。Zoomexで仮想通貨の両建て取引をするメリットは以下の通りです。
含み損の増加を防止できる
取引による利益を担保できる
資金調達手数料を相殺できる
複数口座を使った両建て取引戦略が立てられる
Zoomex(ズーメックス)で両建てを取り入れることで、Zoomexならではのハイレバレッジ取引において、含み損の増加を防止することができます。Zoomexでは、最大150倍のレバレッジをかけられるため、ハイリターンを狙った暗号資産(仮想通貨)取引が可能です。但し、ハイレバレッジ取引には、失敗した時のリスクもある点に注意が必要です。そのため、損失を最小限に抑えるためのリスクヘッジが重要となります。両建て取引をすることで、含み損の増加を抑制することができる仕組みは次の通りです。
含み損の増加が止まれば、証拠金維持率が変動しないため、強制決済(ロスカット)によって退場させられる心配はありません。強制決済のリスクがゼロになるだけでなく、逆指値注文に指定した価格に到達しないため、決済によって損失が確定することもありません。ポジションを決済せず相場分析を行って挽回したい時に両建て取引は有効です。
Zoomex(ズーメックス)の強制決済(ロスカット)は、マージンモードによって条件が異なります。分離マージンモードの場合、買いポジションと売りポジションが独立しているため、相場の急激な変動によって両ポジションが強制決済になる可能性があります。両建てを戦略的に活用する場合は「クロスマージンモード」での取引をおすすめします。
Zoomex(ズーメックス)で両建て取引をすることで、含み益を担保することが可能です。Zoomexでは、290種類以上の暗号資産(仮想通貨)で取引できますが、ブラウザを複数開かない限り、異なる銘柄のチャートを同時に確認することはできません。別の銘柄チャートを確認している間に、含み益が発生している銘柄が反転して決済するチャンスを逃す可能性も十分にあります。しかし、含み益を抱えた状態で両建て取引をすれば、相場がどう動いても含み益が減ることはありませんので、安心して異なる銘柄のチャートを開いてお取引頂けます。両建て取引によって含み益を担保することができる仕組みは次の通りです。
Zoomexで両建て取引を活用すれば、含み益を担保できるため、取引中の銘柄のチャートを気にすることなく、新たな取引チャンスを求めた銘柄探しが可能です。両建て取引を上手に活用すれば、幅広い銘柄を駆使した積極的な仮想通貨取引が可能となります。
暗号資産(仮想通貨)は、株やFXと比較してボラティリティが高い傾向があり、瞬間的に相場が反転することも珍しくありません。しかし、Zoomexで両建て取引を取り入れて、含み損増加の防止、もしくは含み益の担保をすることで、相場急変時の不要なポジション決済を減らし、荒れた相場でもやり過ごすことが可能です。また、ポジションを持ち直す必要もないので、エントリーの度に発生する取引手数料を抑えることもできます。両建て取引を取り入れることで、幅広い戦略で仮想通貨を取引できるのが、Zoomexのメリットです。
Zoomex(ズーメックス)で両建て取引をする場合、資金調達手数料が発生しません。なぜなら、両ポジションを保有することでそれぞれの資金調達手数料が相殺されるからです。Zoomexで両建て取引をした際に発生する資金調達手数料の仕組みは次の通りです。
FXやCFD取引などでも両建て取引はできますが、スワップポイント(Zoomexの資金調達手数料に該当するコスト)は、買いポジションと売りポジションで異なります。また、両建て取引時のスワップはマイナスになる銘柄がほとんどのため、両建て取引時にも、ポジション保有のコスト(スワップポイント)は発生します。
Zoomexのお取引では、買いポジションと売りポジションで資金調達手数料は同じで、保有するポジションの方向によって、手数料の「受取り」と「支払い」のみ変わります。そのため、同じ取引量で両ポジションを保有する両建て取引をすると、資金調達手数料が相殺され、ポジション保有のコストが発生しない仕組みとなります。 資金調達手数料ゼロによって、長期間ポジションを保有してもコストが膨れ上がることはありませんのでご安心ください。
Zoomex(ズーメックス)では、異なるメールアドレスを使って複数のアカウントを保有することができ、複数口座間の両建て取引も公認されております。複数口座で両建て取引することで「ゼロカットシステム」を活用した投資戦略を用いることができます。Zoomexで複数口座間で両建て取引をする流れは次の通りです。
STEP2
STEP2
一方の口座で買いポジション、もう一方の口座で売りポジションを保有します。必ず銘柄や取引量、レバレッジ、マージンモード等の取引設定を揃えてください。
STEP3
STEP3
どちらかのポジションが強制決済(ロスカット)になったら、もう一方の口座の含み益が証拠金の2倍以上になったタイミングでポジションを決済します。
複数口座間での両建て取引は、口座を2つ用意する必要があるため、ポジション管理が難しいですが、決済タイミングさえ間違えなければ高い確率で利益獲得につながる取引ができます。複数口座と両建て取引を活用した戦略で、効率よく仮想通貨取引にチャレンジしてください。
Zoomex(ズーメックス)では、両建て取引が可能なため、幅広い投資戦略で仮想通貨取引を行えます。Zoomexで両建て取引する場合、通常の取引とは異なる手順が必要となります。Zoomexで両建て取引をする手順は以下の通りです。
手順1
Zoomex(ズーメックス)のトップ画面上部にある「デリバティブ」タブにカーソルをあて、「USDT無期限」をクリックし、取引画面を表示します。
Zoomex(ズーメックス)のトップ画面上部にある「デリバティブ」タブから、「USDT無期限」をタップし、取引画面を表示します。
手順2
銘柄一覧の中から取引する仮想通貨をクリックします。USDT無期限取引の取り扱い銘柄数は多いため、ご希望の仮想通貨が見つからない場合、検索ボックスに銘柄名を入れて検索することも可能です。
銘柄一覧の中から取引する仮想通貨をタップします。USDT無期限取引の取り扱い銘柄数は多いため、ご希望の仮想通貨が見つからない場合、検索ボックスに銘柄名を入れて検索することも可能です。
手順3
画面右上の「⚙(歯車)」アイコンをクリックして、設定メニューを開きます。
画面右上の「⚙(歯車)」アイコンをタップして、設定メニューを開きます。
ポジションモードを「ヘッジモード」に設定します。Zoomexのデフォルト設定は、「ワンウェイモード」になっているため、Zoomexで始めて両建て取引をする銘柄の場合は、必ず設定を変更してください。
手順4
マージンモードやレバレッジ、注文方式、注文価格、取引数量等を設定します。
Zoomexで両建て取引をする場合、取引量はどちらのポジションも同じにする必要があります。取引量が異なると、相場の動きによっては未実現損益が変動するため、両建て取引が成立しません。両建て取引する時は、必ず両ポジションの取引量が1:1になるよう注文してください。
手順5
「ロングで参入」もしくは「ショートで参入」をクリックして両建て注文を確定します。
「ロングで参入」もしくは「ショートで参入」をタップして両建て注文を確定します。
手順6
「現在の注文」タブに、設定した両建て注文が反映されましたら、Zoomexの取引画面からの両建て取引は完了です。
手順7
両建てポジションのいずれかを決済すると、自動的に両建てが解除されます。両建て取引は、買いポジションと売りポジションの両方を保有して未実現損益を一時的に凍結する取引方法のため、適切なタイミングで両建てを解除する必要があります。
尚、Zoomex(ズーメックス)では、注文時にあらかじめ損切価格の設定ができます。戦略的に両建て取引を活用する場合、事前に両ポジションの損切価格を逆指値注文で入れておくことで、ポジション決済(両建て解除)する手間がかかりません。Zoomexでの注文方法や決済方法についての詳細は、下記ページをご参照ください。
Zoomex(ズーメックス)で両建て取引をすることで、ポジションを保有したままリスクヘッジをしたり、難しい相場を回避したりすることができます。Zoomexでの両建て取引には、数多くのメリットがある反面、注意すべき点もございます。Zoomexで両建て取引をされる際は、特に以下の点にご注意ください。
Zoomex(ズーメックス)で暗号資産(仮想通貨)の両建て取引をすると、資金調達手数料は相殺されますが、取引手数料は発生します。また、取引手数料は注文する度に発生するため、ポジションを2つ保有する両建て取引をすると、取引手数料が2倍かかることにご注意ください。Zoomexの取引手数料は、注文方法によって以下の通り異なります。
取引手数料の種類 | 発生条件 | 手数料(%) |
Maker手数料 | 指値で注文した時に発生 | 0.02% |
Taker手数料 | 成行で注文した時に発生 | 0.06% |
Zoomexでは、取引回数に比例して手数料が増加しますので、相場の変動に応じて注文と決済を繰り返すとコストがかさんでしまいます。しかし両建て取引なら、未実現損益の変動が一時的に止まるため、不安定な相場状況でも細かく注文と決済を繰り返す必要がなく、取引手数料の発生を抑えて、様子見することができます。 相場の分析が難しく、どちらに動くか分かりづらい状況で両建て取引をするのは効果的ですが、取引スタイルや取引回数によって手数料が変わってきますのでご注意ください。
Zoomex(ズーメックス)で両建て取引をする場合、両建てポジションの保有中は、未実現損益が一切変動しません。そのため、含み損が増えることはありませんが、含み益が増えることもないため、利益を出すにはどこかで両建て取引を解除(決済)しなければいけません。
両建て取引を解除するタイミングは投資戦略や相場状況によって異なります。解除タイミングを間違えると、相場状況によってマイナス収支になるリスクもありますので、両建て取引を活用する際は、決済するタイミングも事前に計画しておくことをおすすめします。
Zoomex(ズーメックス)で両建て取引をする際には、マージンモードを選択できます。Zoomexには「クロスマージン」と「分離マージン」の2種類のマージンモードがありますが、両建て取引をするなら、強制決済を回避しやすい「クロスマージン」がおすすめです。
各マージンモードの主な特徴として、クロスマージンモードでは口座内の資金を全て証拠金として使用し、分離マージンモードでは口座にある資金の一部だけを証拠金として使用します。Zoomexで両建て取引をする場合、証拠金が多い「クロスマージン」で取引した方が強制決済になるリスクが低くなります。特に含み損を凍結する目的で両建て取引をする場合、証拠金が少ない分離マージンだと、証拠金率の低下によって強制決済になる可能性もあります。また、分離マージンモードは、買いポジションと売りポジションが独立しているため、相場の乱高下によってどちらのポジションも強制決済になるリスクがありますのでご注意ください。尚、Zoomexでは、取引前にマージンモードを設定できますが、ポジション保有中はマージンモードの変更はできないためご注意ください。