ステーブルコイン利回り協議、銀行と暗号資産業界の溝なお深く

ステーブルコイン利回り協議、銀行と暗号資産業界の溝なお深く

2026.02.12

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ステーブルコイン利回り協議、銀行と暗号資産業界の溝なお深く

相場概況

仮想通貨(暗号資産)は売りが優勢。ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)共に下落した。

米ホワイトハウスで2月10日、仮想通貨業界と銀行業界によるステーブルコイン利回りを巡る2回目の非公開協議が行われた。Ripple、Coinbase、Blockchain Associationのほか、Goldman SachsやJPMorgan Chaseなどが参加。銀行側は利回り付与を原則禁止する「禁止原則」を提示し、預金流出や金融安定性への懸念を強調した。一方、仮想通貨側はイノベーション阻害として強く反発。最新の仮想通貨市場構造法案(クラリティー法)草案では限定的な報酬を認めるが、銀行側はさらに厳格な規制を主張している。

協議では例外措置を巡り焦点が移り、銀行側に一部軟化の兆しも見られたものの、結論には至らず、最終判断は上院銀行委員会に委ねられる見通しだ。

チャート分析

日足チャート(BTCUSDT)

チャート分析

BTCUSDTを日足チャートで見ると、15日から下落相場が続いている。21日移動平均線(SMA)、200SMAは下落傾向、RSIも20付近と強い売り圧を示しており、相場環境は悪い。

サポートラインも見えず、まだまだ下落は続くと予想される。売買する際は目先の下落にとらわれず、中長期的な目線で取引したい。

今後の主な経済指標

  1. 12日 22:30【米国】新規失業保険申請件数
  2. 13日 00:30【米国】週間天然ガス貯蔵量
富坂 昇(とみさか・のぼる)
富坂 昇(とみさか・のぼる)

著者:富坂 昇(とみさか・のぼる)

著者:富坂 昇(とみさか・のぼる)

数理モデルに基づくゲノム解析の研究からプライベート・エクイティ・ファンドの運営に携わった後、独立。デリバティブ取引とオプション取引で得た知見を基に、暗号資産取引における分散と確率、標準偏差に依拠した独自のトレード手法を確立する。現在のテーマは「アルトコインとミームコインの相克」。