ヴィタリック、イーサリアムL2の役割再定義を提起

ヴィタリック、イーサリアムL2の役割再定義を提起

2026.02.04

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ヴィタリック、イーサリアムL2の役割再定義を提起

相場概況

仮想通貨(暗号資産)は売りがやや優勢。ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)共に下落している。

ヴィタリック・ブテリン氏は4日、レイヤー2(L2)を単なるスケーリング手段と捉える従来の考え方は限界に達しているとの見解を示した。これまで主軸としてきた「ロールアップ中心」モデルについても再考が必要だとし、今後はL2を単一の方向性で設計するのではなく、強いセキュリティを持つ汎用型から特定用途に特化したものまで、多様な選択肢の集合体として捉えるべきだと述べた。背景には、L2の完全分散化や相互運用性の実現が想定以上に困難で時間を要している現状がある。一方で、ETH自体がガスリミット引き上げなどによりスケーリングを進めており、L2がL1の一部として振る舞う「ブランドシャード」である必要性は薄れてきたと指摘。

今後のエコシステムは、より柔軟な役割分担へ移行する可能性があるとした。

チャート分析

日足チャート(BTCUSDT)

チャート分析

BTCUSDTを日足チャートで見ると、昨日、年初来の最安値を更新し、72,000ドル付近まで下落した。要因としては米国の仮想通貨の規制枠組みを定めるクラリティー法案の協議が合意されなかったことが考えられる。200日移動平均線(SMA)は下落傾向、21SMAは波打ちながらも下落気味となっており、RSIは30以下で売り圧が強い。

まだ下落してもおかしくない相場なので、警戒していきたい。

今後の主な経済指標

  1. 4日 22:15【米国】ADP雇用者数(前月比)
  2. 5日 0:00【米国】ISM非製造業景況指数
富坂 昇(とみさか・のぼる)
富坂 昇(とみさか・のぼる)

著者:富坂 昇(とみさか・のぼる)

著者:富坂 昇(とみさか・のぼる)

数理モデルに基づくゲノム解析の研究からプライベート・エクイティ・ファンドの運営に携わった後、独立。デリバティブ取引とオプション取引で得た知見を基に、暗号資産取引における分散と確率、標準偏差に依拠した独自のトレード手法を確立する。現在のテーマは「アルトコインとミームコインの相克」。