クリプトクアント創業者、新規資金流入の枯渇でBTCは弱気局面と指摘

クリプトクアント創業者、新規資金流入の枯渇でBTCは弱気局面と指摘

2026.02.02

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クリプトクアント創業者、新規資金流入の枯渇でBTCは弱気局面と指摘

相場概況

仮想通貨(暗号資産)は売りが優勢。ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)は共に下落した。

オンチェーン分析企業クリプトクアントの創業者であるキ・ヨンジュ氏は1日、BTCは売り圧力が続く一方で新規資金流入が枯渇しており、価格下落につながっていると指摘した。実現時価総額が横ばいで推移している点について、新たな資金が市場に入っていないことを示す重要なサインだと説明。この状況下で時価総額が下落すれば、もはや強気相場とは言えないとしている。初期保有者はBTCETFやストラテジー社の大量購入により大きな含み益を得てきたが、現在は資金流入が弱まり利益確定売りが優勢だという。

一方で、ストラテジー社が大規模売却を行わない限り、過去サイクルのような70%規模の暴落は起こりにくいとも述べ、当面は値動きの荒い横ばい調整局面になる可能性が高いと予想した。

チャート分析

4時間足チャート(BTCUSDT)

チャート分析

BTCUSDTを4時間足チャートで見ると、8万ドルは維持するかと思われていたが、一気に下落し7万5千ドル付近まで下落。2025年4月以来の価格となった。要因としては、イラン情勢の悪化や冬の嵐の影響によるBTCマイナーの活動縮小及び、ゴールド等の価格下落に伴う投資家心理の冷え込みが考えられる。

一度下げ止まりをしたようには見えるが、RSIは20と強い売り圧を示し、21期間移動平均線(SMA)も大幅に下落している。さらに下落した場合には6万ドルにも到達する可能性があり、引き続き警戒が必要だ。

今後の主な経済指標

  1. 3日 0:00【米国】ISM製造業景気指数
富坂 昇(とみさか・のぼる)
富坂 昇(とみさか・のぼる)

著者:富坂 昇(とみさか・のぼる)

著者:富坂 昇(とみさか・のぼる)

数理モデルに基づくゲノム解析の研究からプライベート・エクイティ・ファンドの運営に携わった後、独立。デリバティブ取引とオプション取引で得た知見を基に、暗号資産取引における分散と確率、標準偏差に依拠した独自のトレード手法を確立する。現在のテーマは「アルトコインとミームコインの相克」。