中国発の新たなビジネス展開に期待か

仮想通貨（暗号資産）価格は上昇が優勢。ビットコイン（BTC）は価格を上げたが、イーサリアム（ETH）は下げている。

中国がWeb3に関する方針を示し、NFTなどを促進する意向であることが明らかになった。中国は仮想通貨の売買等を禁止している一方で、ブロックチェーン技術そのものに対しては意欲的であるとされており、Web3に関して中国発の新たなビジネスが展開されそうだ。

個別銘柄を見ると、ソラナ（SOL）の時価総額が増加し、リップル（XRP）を抜いて第5位になった。直近24時間の上昇率は10％を超え、仮想通貨市場の注目を集めている。今年10月からの上昇で価格は3倍ほどになっており、今後も継続するかどうかに注目だ。

1時間足チャート（SOLUSDT）

SOLUSDTの1時間足チャートを見ると、目立った押し目もなく上昇を続けている様子がわかる。21期間移動平均線（SMA）は右肩上がりであり、SOLUSDTがこのラインにタッチすると上昇を強めるか、あるいはSMAに沿って上昇するかの展開が続いている。

RSIを見ると、買われすぎの水準から70未満に下げる過程でもSOLUSDT価格は下げておらず、上昇力が極めて強い。どこまで価格を上げ続けるか注目したい。なお、何らかの理由で急落する場合は、200期間SMA付近を目途として考えられる。