ビットコイン価格で強気な予想が広がる

ビットコイン価格で強気な予想が広がる

2024.01.12

ビットコイン価格で強気な予想が広がる

相場概況

仮想通貨(暗号資産)は強弱まちまちで、時価総額が大きい銘柄は下落がやや優勢。

BTC現物のETFが承認され、市場では大幅な価格上昇が予想されている模様だ。金(ゴールド)は2004年のETF上場以降、現在に至るまで価格を大幅に上げており、BTCも同様になると期待する向きがある。また、2030年までに最大で150万ドル(2億円以上)に上昇するとの予測も一部で報じられており、今後もBTCの値動きに注目が集まり続けるだろう。

なお、直近24時間でBTC価格は1%程度下げている。ETF承認後に価格を上げたものの、利益確定売りとみられる売りが優勢だった。

チャート分析

4時間足チャート(BTCUSDT)

チャート分析

4時間足チャートを見ると、BTCUSDTは高値と安値をそれぞれ切り上げており、上昇トレンドが継続。2本の移動平均線(SMA)も右肩上がりを維持している。しかし、直近では47,000ドルを超えると急速に価格を戻す展開が繰り返されており、長い上ヒゲが目立つ。この水準を明確に上抜けられるかどうかが今後の注目点だろう。

この動きを反映して、RSIは50付近に戻した。上昇・下落いずれの方向にも過熱感はなく、価格は材料に対して素直に反応しやすい地合いだと考えられる。

今後の主な経済指標

  1. 12日 22:30【米国】12月卸売物価指数(PPI)
  2. 15日 8:50【日本】マネーストックM2
山本鉄壁
山本鉄壁

著者:山本鉄壁

著者:山本鉄壁

FXと仮想通貨をメインとし、投資歴は20年を超える。トレードで独立後に別のペンネームで書籍を出版したり投資雑誌に寄稿したりするなど活躍中で、主に英語メディアで日々最新情報をチェックしている。