ウィンターミュート、市場は「AI再評価」と「脱グローバル化」の転換点に

ウィンターミュート、市場は「AI再評価」と「脱グローバル化」の転換点に

2026.02.25

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ウィンターミュート、市場は「AI再評価」と「脱グローバル化」の転換点に

相場概況

仮想通貨(暗号資産)は買いが優勢。ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)は共に上昇した。

Wintermuteは週次レポートで、脱グローバル化とAIによる構造変化が同時進行していると分析した。BTCは64,000~67,000ドルで停滞し7万ドル突破に失敗、流動性も薄い。ETHは1,900ドルを下回り、次の重要水準は1,600ドル前後と指摘。従来支配的だった連邦準備制度理事会(FRB)要因は相対的に後退し、AIの収益構造への影響や関税強化などが資産価格を左右しているという。成長株は売られ、金や資源株が相対的に堅調。

仮想通貨も高ベータ資産として売却圧力を受ける一方、過去にはローテーション後に回復した例もあり、AI再評価と脱グローバル化が定着するかが2026年の市場の鍵になると結論付けた。

チャート分析

4時間足チャート(BTCUSDT)

チャート分析

BTCUSDTを4時間足チャートで見ると、昨日は価格は上昇し65,000ドルまで回復した。21期間移動平均線(SMA)に到達したタイミングで上昇は停止している。RSIを見ると50を下回る状態で、上昇したものの売り買いは拮抗していることから、上昇トレンドへと転換したわけではなさそうだ。

強い下落傾向にある200SMAを見るに、まだ価格は下落すると考えた方が良いだろう。

今後の主な経済指標

  1. 26日 0:30【米国】原油在庫(前週比)
  2. 26日 22:30【米国】新規失業保険申請件数
富坂 昇(とみさか・のぼる)
富坂 昇(とみさか・のぼる)

著者:富坂 昇(とみさか・のぼる)

著者:富坂 昇(とみさか・のぼる)

数理モデルに基づくゲノム解析の研究からプライベート・エクイティ・ファンドの運営に携わった後、独立。デリバティブ取引とオプション取引で得た知見を基に、暗号資産取引における分散と確率、標準偏差に依拠した独自のトレード手法を確立する。現在のテーマは「アルトコインとミームコインの相克」。