BTC出遅れ鮮明、金は堅調

BTC出遅れ鮮明、金は堅調

2026.03.02

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BTC出遅れ鮮明、金は堅調

相場概況

仮想通貨(暗号資産)は売りが優勢。ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)は共に下落した。

2026年以降、BTCと金は対照的な値動きを示している。Fidelity Investmentsのジュリエン・ティマー氏は、金は世界的なM2拡大と連動する「ハードマネー」として堅調な一方、BTCは流動性が十分でもテック株やSaaS株の投機的上昇が伴わない限り加速しにくいと分析。過去もソフトウェア株の急騰局面でBTCは大幅高となったが、2022年のようにテック株が崩れると調整が拡大した。足元ではBinanceの金先物に資金流入がみられる一方、同取引所のBTCなど主要資産残高は約1,020億ドルと低下。

弱気センチメントと取引所流動性の縮小がBTCの出遅れを示唆している。

チャート分析

4時間足チャート(BTCUSDT)

チャート分析

BTCUSDTを4時間足チャートで見ると、2月下旬から上がっては下落する推移を繰り返し、現在は21期間移動平均線(SMA)の上に位置し、上昇している。200SMAの強い下落傾向からも再度下落に転じる可能性は高いが、RSIは52付近でやや買い圧が戻り始めている。

イラン情勢により価格は不安定になることも予想されるので、日々の最新情報には注目だ。

今後の主な経済指標

  1. 3日 0:00【米国】ISM製造業景気指数
  2. 3日 19:00【ユーロ圏】消費者物価指数(HICP)(コア)(前年比)(速報)
富坂 昇(とみさか・のぼる)
富坂 昇(とみさか・のぼる)

著者:富坂 昇(とみさか・のぼる)

著者:富坂 昇(とみさか・のぼる)

数理モデルに基づくゲノム解析の研究からプライベート・エクイティ・ファンドの運営に携わった後、独立。デリバティブ取引とオプション取引で得た知見を基に、暗号資産取引における分散と確率、標準偏差に依拠した独自のトレード手法を確立する。現在のテーマは「アルトコインとミームコインの相克」。