2024.02.02
仮想通貨(暗号資産)はおおむね上昇。ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)も高い。
各種報道によると、現物ETFのBTC保有残高は総供給量の3.3%にのぼる。当記事執筆時点のETF残高は277億ドルであり、1月29日時点の257億ドルと比較して増加した。GBTCによるBTC売りは勢いがなくなったとも報じられており、ETFの存在はBTC価格上昇にとって重要な役割を果たすかもしれない。
個別銘柄を見ると、ソラナ(SOL)が高い。直近24時間で5%超、直近1週間で10%超の上昇を記録した。仮想通貨分析サイトDefiLlamaによると、直近24時間のチェーン別取引高でソラナがイーサリアムを抜いて1位を記録しており、人気がそのまま価格上昇に直結していると考えられる。
1時間足チャート(SOLUSDT)
SOLUSDTを1時間足チャートで見ると、価格下落後に200期間移動平均線(SMA)付近で反発した様子がわかる。反発後は特段の下落もなく上げており、21期間SMAも上昇に転じた。
押し目を作る場合は、2本のSMAのいずれかの部分で底を打ちやすいと想定可能だ。200期間SMAを明確に下抜ける場合は、高値と安値をそれぞれ切り下げる可能性がある。この場合、下落トレンドの定義に合致することになり、価格の一層の低下を警戒する必要があるだろう。