2024.02.08
仮想通貨(暗号資産)は全面高。
BTC価格は43,000ドル台で横ばいの展開が続いていたが、直近になって上昇に勢いがついた。価格を直接引き上げるニュースは伝わっておらず、テクニカル要因に基づく上昇かもしれない。
価格上昇要因として、BTCの半減期があるかもしれない。半減期到来まで2か月ほどの時間があるものの、到来前に買いたい投資家の資金が集まった可能性がある。過去を振り返ると、半減期到来後のBTC価格は上昇しており、今回も同様になるのではないかと期待されている模様だ。
なお、当記事執筆時点のBTC現物ETF保有残高はおよそ290億ドルであり、2月6日時点の残高276億ドルと比較して増加した。
4時間足チャート(BTCUSDT)
BTCUSDTの4時間足チャートを見ると、値動きの乏しい状態が続いた後で動意づき、大きく値を上げた様子がわかる。レジスタンスラインを一気に上抜けており、上昇の勢いは強いかもしれない。押し目を作る場合は、今までレジスタンスラインだった43,000ドル台前半から半ばがサポートラインとなりうる。
その一方、RSIを見ると、直近は買われすぎの範囲に到達した。勢いが強い場合、RSIが買われすぎの範囲に位置していても価格は上がることがあり、今回はどのような動きを示すかに注目だ。