2024.02.28
仮想通貨(暗号資産)は時価総額上位銘柄の上昇が目立つ。ビットコイン(BTC)も上げた。
米国でBTC現物ETFへの資金流入が続いている。ETFの取引高は直近2営業日連続で30億ドルを突破し、ETFによる昨日のBTC購入数量は9,000BTCを越えた。その一方、マイナーによる昨日の採掘量は900BTC未満と報じられており、大幅な需要超過が実現している。直近の価格上昇はこの需要超過で説明できそうだ。
また、Xフォロワー数70万を超える著名アナリストのピーター・ブラント氏の分析によると、来年半ばまでにBTC価格は最大で20万ドルに達する可能性がある。今後の値動きに注目だ。
日足チャート(BTCUSDT)
BTCUSDTを日足チャートで見ると、高値と安値をともに切り上げる展開で上昇トレンドを形成している。価格が21日移動平均線(SMA)まで下がると反発しており、上昇の勢いは強い。再び押し目を作る場合も、下落目途は21日SMAを想定できそうだ。
なお、RSIは70を超える状態がおおむね継続中。通常は価格の下落を警戒する場面だが、上昇の勢いが強く、買われすぎの水準内で推移し続ける可能性もありそうだ。