2024.03.05
仮想通貨(暗号資産)は時価総額上位銘柄が強い。ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)は前日比5%以上の上げを記録。
BTCが1,000万円を越え、節目の価格を上回った。前回2021年の高値は700万円台後半であり、上昇の勢いが強い。ユーロ建てでは61,000ユーロ台に達し、こちらも高値を更新した。米ドル建て価格は68,000ドル台を記録しており、史上最高値69,000ドル台が目前に迫っている。
犬系ミームコインの上昇幅も大きく、直近1週間の上昇幅が200%を超える例も出ている。ETHやソラナ(SOL)など主要銘柄も強く、上昇トレンドがどこまで継続するかに注目だ。
4時間足チャート(BTCUSDT)
BTCUSDTを4時間足チャートで見ると、2月末から上昇トレンドを作った様子がわかる。途中で値動きが止まったものの、21期間移動平均線(SMA)と交わったあたりで反発。当記事執筆時点ではやや大きな下落が起きている状況だ。
この下落は利益確定売りによるものと予想可能で、21期間SMA付近までの下落を想定できる。上昇トレンドが継続する場合は、再び価格を上げるだろう。また、RSIを見ると70をわずかに下回っており、買われすぎの水準から抜け出した。これも、買い方にとっては良いシグナルだ。