2024.03.06
仮想通貨(暗号資産)は全面安。
直近24時間でビットコイン(BTC)が4%ほど下落したほか、リップル(XRP)がおよそ7%下げるなど、価格を大幅に消した銘柄が目立った。しかし、仮想通貨関連で特段のマイナス情報は報道されていない。BTCが米ドル建てで史上最高値を更新してから反落しており、これをきっかけに利益確定売りが広がった可能性がある。
直近の相場状況を振り返ると、仮想通貨全体の値上がりが著しく、BTC保有者の97%が含み益だと伝えられる場面もあった。含み益に満足した売りや高値警戒の売りが出るのは自然だろう。
4時間足チャート(BTCUSDT)
BTCUSDTを4時間足チャートで見ると、直近で大幅に下落したものの61,000ドル付近のサポートラインで反発した様子がわかる。現在は21期間移動平均線(SMA)付近に位置しており、この水準を明確に上回るか、それとも反落するかに注目だ。
反落してサポートラインを下回る場合は、200期間SMAまたは52,500ドル付近のサポートラインまで下落する可能性がある。日足チャートでは56,000ドル台に21日SMAが位置しており、この水準もサポートラインとして機能する可能性があるだろう。