2024.03.13
仮想通貨(暗号資産)は強弱まちまち。ビットコイン(BTC)は価格をわずかに上げた。
イーサリアム(ETH)のデンクン(Dencun)アップデートが計画されており、注目を集めている。日本時間の本日23時ごろに実行される予定で、実装後はレイヤー2(L2)のトランザクション手数料が10分の1程度に低減される見込みだ。トランザクション手数料の削減はユーザーにとって望ましく、L2チェーンのトークンだけでなくETHの需要もさらに高まるかもしれない。
なお、ETHは今年2月から強い上昇トレンドを継続中で、直近24時間でもわずかに上昇している。
日足チャート(ETHUSDT)
ETHUSDTを日足チャートで見ると、2月上旬から上昇トレンドが本格化していることがわかる。目立った押し目もなく上がり続けており、2本の移動平均線(SMA)も右肩上がりだ。さらに、RSIは70を継続的に上回っており、買い圧力が強い。
押し目がない状況では、買いのエントリーポイント発見は難しい。いつでも逃げられるようにしながら飛び乗るか、押し目を待つか、あるいは他の仮想通貨に視点を移すことになるだろう。反落を狙って、売りのタイミングを待つ案も採用できるかもしれない。