XRPが直近24時間で14％以上の上昇

仮想通貨（暗号資産）は上昇銘柄が多い。ビットコイン（BTC）やイーサリアム（ETH）も上がった。

リップル（XRP）が直近24時間で14％以上の上昇を見せており、話題になっている。対BTCでの下落に歯止めがかかっており、今後は上昇に転じるかどうかに注目だ。XRPに特段の情報は伝わっておらず、BTC以外の銘柄を物色する動きを反映したと考えられる。

上位銘柄で対BTCでの出遅れ感がある銘柄としては、カルダノ（ADA）も同様だろう。2021年の最高値と比較して低位に位置しており、ADAにも投資資金が集まるかどうかに注目だ。

日足チャート（XRPUSDT）

XRPUSDTを日足チャートで見ると、2月以降に価格が上昇に転じた様子がわかる。21日移動平均線（SMA）の上に抜けた後は、下落しても21日SMA付近で反発しており、上昇傾向が強い。現在はゴールデンクロスを形成しており、さらに上昇が期待できる形状だ。

直近で大きく上げたものの、現在のRSIは買われすぎの水準になく、もうひと伸びする余地がありそうだ。下落する場合は、21日SMA付近での反発が想定できる。反発後に直近高値を上抜けられるかどうかが、上昇トレンド継続の鍵になるだろう。