Baseの新規利用者数が600％増加

仮想通貨（暗号資産）は全面安。イーサリアム（ETH）やソラナ（SOL）の下げ幅が大きい。

The Blockの報道によると、イーサリアムでデンクン（Dencun）アップデートが実施された後、レイヤー2ネットワーク「Base」の利用者数が劇的に増加している。アップデート前のトランザクション数は1日あたり44万件だったが、アップデート後は100万件を越えた。また、新規参入者数も600％増加し、先週1週間で80万人に達した。

0.5ドル付近だった手数料は0.003ドル～0.09ドル付近まで低下しており、取引手数料の大幅下落が影響したと考えられる。

4時間足チャート（ETHUSDT）

ETHUSDTを4時間足チャートで見ると、緩やかな上昇から下落に転じ、21期間移動平均線（SMA）を下回って推移している様子がわかる。反発局面では21期間SMAに頭を抑えられており、下落圧力が強い。現在値は200期間SMA付近に位置しており、ここで反発できるかどうかが鍵になりそうだ。

RSIを見ると、下落傾向が顕著だが売られすぎの水準には到達していない。もう一段の下げがありうる。価格がさらに下がる場合、200期間SMAを下回るだけでなく、デッドクロスも視野に入り、下落の勢いがさらに増すかもしれない。