2024.03.20
仮想通貨(暗号資産)は全面安。ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)も安い。
仮想通貨価格は先週後半から下げ足を速めている。特段のマイナス材料は報じられておらず、利益確定売りが先行している模様だ。
著名なポータルサイト等を見ると、各銘柄のミニチャートの表示期間は1週間以下が少なくない。しかし、価格下落時には特に、数か月から1年以上の表示期間でチャートをチェックするのがおすすめだ。直近1週間のチャートでは全面安に見えても、比較的長期のチャートで確認すると異なる印象になるかもしれない。冷静な判断ができるだろう。
日足チャート(BTCUSDT)
BTCUSDTを日足チャートで見ると、下落がやや目立つ。21日移動平均線(SMA)付近で反発を見せたが勢いは弱く、直近で明確に下方向に抜けた。現在はサポートライン付近に位置しており、反発するかどうかに注目だ。
61,000ドル台のサポートラインを下抜ける場合、次の主なサポートラインを52,000ドル台で確認できる。現在値と比べて距離があるので注意が必要だろう。RSIを確認すると40台で推移しており、こちらも下値余地が大きい。全体的に大幅下落に注意すべき相場と言えそうだ。