2024.03.26
仮想通貨(暗号資産)は昨日に続き全面高。ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)も高い。
BTCは6万ドル台前半まで下落していたが、直近数日の上昇で7万ドルを回復した。下落局面ではBTCを買いたい市場参加者が多い模様で、BTCの強さが改めて示された。半減期まで30日を切っており、半減期到来後の価格上昇を期待した流入かもしれない。
なお、ロンドン証券取引所で5月にBTCのETN(上場投資証券)が公開されると報じられており、BTC購入層の拡大が期待される。さらに、南アフリカの金採掘会社が24,000BTCの購入見通しを公表したと伝えられており、これもBTC価格上昇に寄与する可能性がある。
日足チャート(BTCUSDT)
BTCUSDTを日足チャートで見ると、21日移動平均線(SMA)を下方向に抜けた後に下落は続かず、21日SMAを再び上方向に抜けたことがわかる。高値と安値がともに切りあがり、2本のSMAも引き続き右肩上がりを維持しており、上昇トレンドが継続中だと言える。上昇トレンドを確実にするには、直近高値の73,000ドル台をはっきりと超えられるかどうかが鍵になりそうだ。
逆に、直近安値の61,000ドル付近を明確に下回る場合は、高値と安値の切り上げが終了することになり、下落トレンドに転じる可能性があるので要注意だろう。