香港でBTCの現物ETFを公開見込み

仮想通貨（暗号資産）は上昇が優勢。ビットコイン（BTC）やイーサリアム（ETH）も価格を上げた。

The Blockが報じたところによると、香港に拠点を置く会社がBTCの現物ETF公開について香港当局に申請し、協議が進んでいる。ETFが公開される日付は不明ながら、5月を目標としている模様だ。香港当局は仮想通貨の現物ETFについて積極的であると報じられており、一般投資家のBTCへの門戸がより広くなるだろう。

なお、個別銘柄を見ると、ドージコイン（DOGE）の上昇率が高く、直近24時間で8％超、直近7日間で40％弱を記録した。DOGEについて目新しい報道はない模様だが、市場参加者の注目を集めている。

4時間足チャート（DOGEUSDT）

DOGEUSDTを4時間足チャートで見ると、200期間移動平均線（SMA）付近で反発した後、21期間SMAに沿って上昇してきた様子がわかる。直近で上方向に大きく伸び、現在はやや下げている状況だ。この下げがもう一段続く場合、21期間SMAまでの下落を想定できる。その場面で反発するか、それともさらに下落するかに注目できそうだ。

RSIを見ると、現在は買われすぎの水準から下げて過熱感が和らいだ。上昇余力は残っているという判断が可能だろう。