2024.03.28
仮想通貨(暗号資産)は下落が優勢。ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)も売られた。
今年1月にBTCの現物ETFが承認されて以降、現物ETFに対する日々の資金流入額が公開されている。公開情報によると、資金流入額の増加局面ではBTC価格が上昇し、逆に資金が流出する場面では価格の下落傾向が顕著だ。
現物ETFの資金流出入とBTC価格の間には、正の相関関係があると考えられ、この傾向はしばらく続く可能性がある。資金の流出入についてある程度正確な予測を立てられるなら、BTCのトレードに有効に機能するかもしれない。
日足チャート(BTCUSDT)
BTCUSDTを日足チャートで見ると、直近の値動きは21日移動平均線(SMA)と絡み合っており、方向感がない。しかし、現在の価格は21日SMAの上で推移し、2本のSMAは右肩上がりであることから、上昇がやや優勢だと判断できる。
RSIを見ると、現在は60弱の水準に位置しており、過熱感はない。また、横ばいで推移しており、上下いずれに動くか示唆していないように見える。BTCUSDT価格が直近高値を上抜けるか、それとも直近安値を下抜けるか。これが今後の値動きの鍵になるだろう。