2024.04.12
仮想通貨(暗号資産)は上昇がやや優勢。ビットコイン(BTC)は上がった一方で、イーサリアム(ETH)は軟調。
BTCの半減期到来まであと1週間と見積もられており、半減期到来後の値動きに注目が集まっている。過去の値動きを見ると、半減期到来後のBTC価格は上昇を示しており、今回も同様の動きになるかどうか注目だ。
なお、半減期到来を前にして、マイニング難易度が上昇し続けている。マイニング難易度の上昇は、マイナーによるマイニング機器の追加投入を意味する。半減期到来後はマイニング報酬が半減するものの、価格上昇が続くならばこの行動は合理的かもしれない。
日足チャート(BTCUSDT)
BTCUSDTを日足チャートで見ると、方向感なく横ばいの展開が続いている。レジスタンスラインを71,000ドル付近に確認できる一方、安値は徐々に切り上がっており、全体としては上昇圧力が強いと言えそうだ。2本の移動平均線(SMA)も、右肩上がりを維持している。
現在値はレジスタンスライン付近に位置しており、この水準を明確に上抜けられるかどうかが鍵になるだろう。価格がレジスタンスラインを上抜けられない場合は、サポートラインを下方向に抜ける可能性に注意が必要だ。
RSIに目を転じると、おおむね50台で推移している。RSIからは上昇または下落のシグナルを読み解くのは難しそうだ。