2024.04.18
仮想通貨(暗号資産)は全面安。半減期到来を前にビットコイン(BTC)も安い。
コインデスクによると、投資会社のBernsteinは半減期到来後のBTC価格について、2025年末までに15万ドルに達するとの見方を据え置いた。また、マイニング株の購入を推奨している。過去のBTC価格推移の特徴が今後も繰り返されるならば、この判断は合理的だと言えそうだ。
なお、全仮想通貨の時価総額に占めるBTCの時価総額の割合を見ると、2022年末から現在に至るまで上昇し続けている。現在の占有率は50%を超える水準に達しており、仮想通貨全体の価格上昇局面においてもBTCが特に強いことが示されている。
日足チャート(BTCUSDT)
BTCUSDTを日足チャートで見ると、現在値はレンジ相場の下限に位置している。直近のローソク足を見ると、下ヒゲ部分でサポートラインを下抜けており、下落圧力が強い。200日移動平均線(SMA)は上昇を維持しているが21日SMAは下落に転じつつあり、今後数日間の値動きが鍵を握るかもしれない。半減期到来まで2日を切っており、価格の大幅変動に対して注意が必要だろう。
なお、RSIを見ると、下降トレンドが継続している。売られすぎの水準までは距離があり、RSIの観点で見てもBTCは弱いといえそうだ。