2024.04.19
仮想通貨(暗号資産)価格は強弱まちまち。ビットコイン(BTC)は上がった一方、イーサリアム(ETH)は下落している。
イスラエルがイランを攻撃したと伝わり、仮想通貨価格が一時急落した。しかし、ほどなく元の水準付近まで戻しており、BTC価格は直近24時間で1%台の上昇を記録している。ETHは直近24時間で下落したものの、攻撃報道後の下落から回復途上にあり、おおむね強い動きといえるだろう。
仮想通貨以外の金融商品を見ると、日経平均株価は前日終値比で1,200円以上の下げを記録し、後場の戻りもやや鈍い。BTCは株式よりも強い動きを示しており、デジタルゴールドとしての価値を発揮した可能性がありそうだ。
4時間足チャート(ETHUSDT)
ETHUSDTを4時間足チャートで見ると、21期間移動平均線(SMA)で頭を押さえられている様子がわかる。反発局面で21期間SMA付近に到達すると、反落する展開が繰り返されている。200期間SMAも右肩下がりで推移しており、弱い相場だといえそうだ。
その一方、下値が堅い展開となっており、2,900ドル台にサポートラインを確認できる。この水準を明確に下回ることなく維持できるかどうかが鍵になりそうだ。また、RSIは40台を推移しており、横ばい基調となっている。価格が21期間SMAを上方向に抜ければ、200期間SMA付近までの上昇を期待できるかもしれない。