半減期到来後にハッシュ価格が大幅低下

仮想通貨（暗号資産）は全面高。ビットコイン（BTC）やイーサリアム（ETH）も高い。

BTCの半減期到来後、ハッシュ価格が大きく低下している。ハッシュ価格とは1テラのハッシュパワーが1日に生み出す収益の大きさを指し、この数字が大きいほどマイナーの収益性は向上する。

Hashrate Indexによると、半減期到来直後にハッシュ価格が急騰し、1ペタハッシュあたり180ドル以上を記録した。その後、急落模様で低下し、直近で45ドル台を記録している。半減期到来後のBTC価格の下落も重なって、効率性に劣るマイナーは苦境に立たされるかもしれない。

4時間足チャート（BTCUSDT）

BTCUSDTを4時間足チャートで見ると、価格が21期間移動平均線（SMA）の下を推移しており、弱さが目立つ。2本のSMAは右肩下がりで21期間SMAが200期間SMAの下にあり、下落トレンドが継続中だ。

現在値は21期間SMA付近にあり、反落するか上に抜けるか注目だ。現在値は日足チャートのレジスタンスライン付近でもあり、重要度が高い。上に抜ける場合は、62,000ドル付近のレジスタンスラインを目指すと期待できる。反落する場合は、直近安値の56,000ドル台を維持できるかどうかに注目だ。