XLMが前週比114%急騰。トランプ氏米大統領当選が皮切りとなったか

仮想通貨（暗号資産）は売りが優勢。ビットコイン（BTC）は下落、イーサリアム（ETH）は上昇した。

仮想通貨のステラルーメン（XLM）が前週比114％の高騰をしている。米大統領選でドナルド・トランプ氏が当選したことが影響している可能性が高い。XLMは送金・決済の分野で活用される仮想通貨で、現在は独自のコンセンサスプロトコルで動作しているが、元々はリップル（XRP）レジャーのプロトコルをベースに開発されている。活用用途や開発のベースが共通していることから、XRPの類似銘柄と認識されている。

過去に米証券取引委員会（SEC）との訴訟が絶えなかったXRPが、SECを仮想通貨に有効的に変革しようとするトランプ氏が再選したことにより、価格は高騰し、つられてXLM上昇した。

日足チャート（XLMUSDT）

XLMUSDTを日足チャートで見ると、長期間にわたって続いていた横ばいの状態から、13日に21期間移動平均線（SMA）が200SMAにゴールデンクロスしてから価格は急上昇。特に直近1週間の上昇は凄まじく、前週比114％で上昇した。RSIは買いが加熱しており、上昇トレンド時の数値を記録している。

現在は市場全体が売りが強く下落したが、実際にトランプ氏がホワイトハウスの指揮を取り始めれば、さらに上昇していくことが期待できる。