テスラCEOのイーロン・マスク氏、政府予算から無駄を削減する取り組みを開始

仮想通貨（暗号資産）は売りが優勢。ビットコイン（BTC）は下落、イーサリアム（ETH）は上昇した。

テスラCEOのイーロン・マスク氏は、トランプ政権下で設立された政府効率化局「D.O.G.E」のリーダーとして、6.5兆ドル規模の政府予算から無駄を削減する取り組みを開始した。その一環として、マスク氏は連邦財政をブロックチェーン上に移行する意向を示し、不正支払いの透明化と効率化を目指すと表明。現行の支払いシステムでは財務省幹部が不正承認を繰り返していると指摘し、早急な改革を訴えた。財務長官のスコット・ベセント氏は、マスク氏のチームに年間5兆ドル規模の支払いシステムへのアクセスを許可。

連邦支出の追跡、データ保護、支払い管理などでブロックチェーンの活用が検討されており、業界関係者との協議も進行中だ。

日足チャート（BTCUSDT）

BTCUSDTを日足チャートで見ると、21日期間移動平均線（SMA）を中心に、97,000ドル付近で底堅く推移し、1ヶ月以上にわたって、方向感のない相場が続いている。底値としては92,000ドル、上値としては10万6,000ドルが見えており、これらを超えたときがトレンド変換のタイミングと考えられる。様々な市場予測が出ているが、基本的に中長期的にはBTCの価格は上昇する予測が大半である。しばらくは辛抱強く相場を見守りたい。