2025.02.19
仮想通貨(暗号資産)は売りが優勢。ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)は共に下落した。
米ステート・ストリートとシティグループが、仮想通貨カストディ事業への参入を計画していることが明らかになった。ステート・ストリートは2026年の開始を目指し、すでにスイスのカストディ企業タウラスと提携。シティグループもデジタル資産管理の強化を進めている。この動きの背景には、米SECが職員会計公報121号(SAB121)を撤回したことがある。これにより、仮想通貨カストディを行う銀行の参入障壁が取り除かれた。ステート・ストリートは以前からデジタル資産事業に関心を示していたが、SAB121の影響で一時停滞していた。
また、シティグループは既にトークン化預金サービスを展開しており、機関投資家向けの仮想通貨インフラが急速に整備されつつある。
4時間足チャート(LTCUSDT)
LTCUSDTを4時間足チャートで見ると、仮想通貨市場全体が停滞している中、直近1週間で13%の上昇を記録している。11日に21期間移動平均線(SMA)が200SMAにゴールデンクロスしたタイミングから上昇傾向に入った様子だ。現在も価格に浮き沈みはあるものの、200SMAをサポートラインに底堅く推移している。
LTCは現物ETFの承認も期待されており、今後の価格推移に期待したい。