カリフォルニア州、仮想通貨支払いを州政府が受け入れへ前進

仮想通貨（暗号資産）は売りが優勢。ビットコイン（BTC）、イーサリアム（ETH）は共に下落した。

カリフォルニア州議会下院は6月4日、州政府がBTCなどの暗号資産での支払いを受け入れることを可能にする法案「AB1180」を全会一致（68対0）で可決した。法案は現在上院で審議中で、成立すれば2026年から2031年までの時限的な導入となる。法案を提出したバレンシア議員は、州金融保護・革新局に対し、仮想通貨による支払いの受け入れに関する規制整備を義務付けている。さらに、同局は2028年までに取引件数や規制面の課題などを州議会へ報告する必要がある。

今回の動きは、テキサス州など他州のBTC準備金制度に続くもので、州政府による仮想通貨導入が全国的に進む兆しを示している。

4時間足チャート（BTCUSDT）

BTCUSDTを4時間足チャートで見ると、21期間移動平均線（SMA）をサポートラインに価格はわずかに上昇しながら推移している。

RSIは50付近で売り買いは拮抗しているが、200SMAは上昇傾向にあり、中期的には上昇していくことが期待できそうだ。