ホワイトハウス、仮想通貨政策報告書を22日に提出へ

仮想通貨（暗号資産）は買いが優勢。ビットコイン（BTC）、イーサリアム（ETH）は共に上昇した。

米仮想通貨専門記者エレノア・テレット氏によると、ホワイトハウスは仮想通貨に関する初の包括的政策報告書を7月22日（米時間）に提出し、月末までに公表予定だ。トランプ政権による初の本格的な仮想通貨政策設計図として、省庁間連携の成果が反映される。報告書は、デジタル資産に関する大統領作業部会が作成。国家デジタル資産備蓄や戦略的ビットコイン準備金制度の提案に加え、不正資金対策や制裁回避防止策など国家安全保障上の勧告も含まれる見通しだ。ステーブルコイン規制に続き、市場構造や監督、消費者保護を含む広範な課題に対応する狙いがある。

仮想通貨政策を政権の主要課題と位置づける動きとして、今後の発表に注目が集まる。

4時間足チャート（BTCUSDT）

BTCUSDTを4時間足チャートで見ると、2週間近く21期間移動平均線（SMA）に沿って横ばいの状態が続いている。RSIを見ても大きな変化はなく、50付近で均衡状態だ。しかし、200SMAは明確に上昇傾向にあり、中長期的には上昇することを示唆している。

米国での仮想通貨に関する法改正等で良い発表が出た際の価格の上昇に注目だ。