片山金融相、ダボスでステーブルコイン市場構想を示唆

片山金融相、ダボスでステーブルコイン市場構想を示唆

2026.01.26

片山金融相、ダボスでステーブルコイン市場構想を示唆

相場概況

仮想通貨(暗号資産)は売りが優勢。ビットコイン(BTC)は上昇、イーサリアム(ETH)は下落した。

片山さつき金融相は20日、世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)のセッション「Japan's Turn(日本の出番)」に登壇し、ステーブルコインの将来像について言及した。非常に近い将来、米ドル・日本円・ユーロ建てステーブルコインを相互に交換できる市場が構築される可能性があり、日本がその提案役を担えるとの見通しを発表。片山氏は、日本は金融のデジタル化や暗号資産分野で法整備を先行して進めてきたと強調し、米国がなお実証段階にある点と対比した。ダボス会議ではスコット・ベッセントとも意見交換を行ったと説明。

貿易金融を中心に、日米連携によるステーブルコインの実用化が重要になるとの認識を示している。

チャート分析

日足チャート(BTCUSDT)

チャート分析

BTCUSDTを日足チャートで見ると、25日に下落したが、86,000ドルで反発し現在は87,000ドル付近に落ち着いている。不安定な動きに見えるが、昨年末からの日足を見れば、下限が85,000ドルのレンジの範囲内であることがわかる。

21日移動平均線(SMA)は波打ち、200SMAはやや下落傾向にあり、依然として方向感のない相場が続きそうだ。

今後の主な経済指標

  1. 26日 22:30【米国】耐久財受注(前月比)(速報)
  2. 27日 23:00【米国】S&Pケースシラー住宅価格(20都市)(前年比)
富坂 昇(とみさか・のぼる)
富坂 昇(とみさか・のぼる)

著者:富坂 昇(とみさか・のぼる)

著者:富坂 昇(とみさか・のぼる)

数理モデルに基づくゲノム解析の研究からプライベート・エクイティ・ファンドの運営に携わった後、独立。デリバティブ取引とオプション取引で得た知見を基に、暗号資産取引における分散と確率、標準偏差に依拠した独自のトレード手法を確立する。現在のテーマは「アルトコインとミームコインの相克」。