米SEC、トークン化証券に関する公式見解を公表

米SEC、トークン化証券に関する公式見解を公表

2026.01.29

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米SEC、トークン化証券に関する公式見解を公表

相場概況

仮想通貨(暗号資産)は売りが優勢。ビットコイン(BTC)は上昇、イーサリアム(ETH)は下落した。

米国証券取引委員会(SEC)は1月28日、トークン化証券に関する声明を発表し、企業財務部門・投資運用部門・取引市場部門が共同で、連邦証券法の適用方針を示した。トークン化証券とは、既存の証券を仮想通貨ネットワーク上で表現し、所有権記録を管理する仕組みで、発行者主導型と第三者主導型に分類される。SECは発行形式に関わらず連邦証券法が適用されると強調し、特に合成型トークンは証券ベーススワップとして厳格な規制対象になると説明。

今回の声明は、ゲイリー・ゲンスラー氏時代の執行重視路線からの転換を示すもので、ポール・アトキンス体制下では明確なルール整備を通じた市場育成が進むとみられている。

チャート分析

4時間足チャート(ETHUSDT)

チャート分析

ETHUSDTを4時間足チャートで見ると、26日の2,800ドルを底値に上昇が続いていたが、28日の午後からは下落に転じた。21期間移動平均線(SMA)をサポートラインとしており、200SMAと21SMAの間で横ばいの推移となっている。

RSIは26日以前は40付近で売り圧が強かったが、現在は50から60の間を行き来しており、相場が回復する兆候と考えることもできそうだ。

今後の主な経済指標

  1. 29日 22:30【米国】貿易収支
  2. 29日 22:30【米国】新規失業保険申請件数
富坂 昇(とみさか・のぼる)
富坂 昇(とみさか・のぼる)

著者:富坂 昇(とみさか・のぼる)

著者:富坂 昇(とみさか・のぼる)

数理モデルに基づくゲノム解析の研究からプライベート・エクイティ・ファンドの運営に携わった後、独立。デリバティブ取引とオプション取引で得た知見を基に、暗号資産取引における分散と確率、標準偏差に依拠した独自のトレード手法を確立する。現在のテーマは「アルトコインとミームコインの相克」。