アーサー・ヘイズ、日本国債市場の動揺でFRB介入を予測

アーサー・ヘイズ、日本国債市場の動揺でFRB介入を予測

2026.01.28

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アーサー・ヘイズ、日本国債市場の動揺でFRB介入を予測

相場概況

仮想通貨(暗号資産)は売りが優勢。ビットコイン(BTC)は上昇、イーサリアム(ETH)は下落した。

アーサー・ヘイズ氏は27日、自身のブログに「Woomph」と題したエッセイを投稿し、日本の債券市場の混乱が引き金となり、米連邦準備制度理事会が市場介入に踏み切る可能性があると分析した。円安と日本国債(JGB)利回りの同時上昇は、日本政府の財政運営に対する市場の信認低下を示す異常な兆候だと指摘。エネルギー輸入によるインフレ圧力や政府の借入コスト増加に加え、日本銀行が巨額の含み損を抱えるリスクも強調した。ヘイズ氏は、FRBがニューヨーク連銀を通じてドルを供給し、円買い・JGB買いを行えば、バランスシート拡大を伴う「事実上の量的緩和(QE)」になると説明。

ドル安が進めば法定通貨の価値希薄化が進み、BTCは機械的に上昇するとして、金融政策と暗号資産価格の連動性に警鐘を鳴らした。

チャート分析

日足チャート(BTCUSDT)

チャート分析

BTCUSDTを日足チャートで見ると、価格は上下に変動はするものの、88,000ドルを中心にほぼ横ばいの状態が続いている。21日移動平均線(SMA)も波打つものの横ばい、200SMAは下落傾向にあり、中期的には下落していく可能性がある。

パッとしない相場環境が続くが、米国の動向や経済状況の変化によっては価格への影響も与えるため、引き続き注目していきたい。

今後の主な経済指標

  1. 29日 4:00【米国】FRB政策金利(上限金利)
  2. 29日 22:30【米国】貿易収支
富坂 昇(とみさか・のぼる)
富坂 昇(とみさか・のぼる)

著者:富坂 昇(とみさか・のぼる)

著者:富坂 昇(とみさか・のぼる)

数理モデルに基づくゲノム解析の研究からプライベート・エクイティ・ファンドの運営に携わった後、独立。デリバティブ取引とオプション取引で得た知見を基に、暗号資産取引における分散と確率、標準偏差に依拠した独自のトレード手法を確立する。現在のテーマは「アルトコインとミームコインの相克」。