BTC難易度が7.76%低下し、採掘コスト逆ざやとハッシュレート減少が影響

BTC難易度が7.76%低下し、採掘コスト逆ざやとハッシュレート減少が影響

2026.03.23

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BTC難易度が7.76%低下し、採掘コスト逆ざやとハッシュレート減少が影響

相場概況

仮想通貨(暗号資産)は買いが優勢。ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)は共に上昇した。

BTCのマイニング難易度が7.76%低下し133.79Tとなり、2026年で2番目の大幅下落となった。価格が約7万ドルに対し、平均採掘コストは約8.8万ドルと逆ざや状態にあり、マイナーの撤退や稼働縮小が進んだことが主因とみられる。さらに中東情勢の緊張による原油高が電力コストを押し上げ、収益環境を一段と圧迫している。加えて上場マイニング企業がAIや高性能コンピューティング分野へ設備転用を進めたことで、ネットワーク全体のハッシュレートは約963EH/sまで低下し、過去最高から後退した。一方で残存マイナーにとっては競争緩和により採算改善の余地もある。

難易度は2025年末比で約10%低水準にあり、次回調整は4月初旬に予定されている。

チャート分析

4時間足チャート(BTCUSDT)

チャート分析

BTCUSDTを4時間足チャートで見ると、週末に価格は下落し200期間移動平均線(SMA)を下回り、現在は68,000ドル付近を推移中。21SMAも急激に下落し、200SMAに迫っている。

本日未明に下落の底をついたようで価格は上昇に転じ、RSIも40付近まで回復したが、21SMAが200SMAへデッドクロス間近となっており、警戒が必要だ。

今後の主な経済指標

  1. 24日 18:00【ユーロ圏】製造業PMI(購買担当者景気指数)(速報値)
  2. 24日 23:00【米国】リッチモンド連銀製造業指数
富坂 昇(とみさか・のぼる)
富坂 昇(とみさか・のぼる)

著者:富坂 昇(とみさか・のぼる)

著者:富坂 昇(とみさか・のぼる)

数理モデルに基づくゲノム解析の研究からプライベート・エクイティ・ファンドの運営に携わった後、独立。デリバティブ取引とオプション取引で得た知見を基に、暗号資産取引における分散と確率、標準偏差に依拠した独自のトレード手法を確立する。現在のテーマは「アルトコインとミームコインの相克」。