BTQがBIP360を量子対応テストネットに初導入し、BTCの耐量子実装が実験段階へ

BTQがBIP360を量子対応テストネットに初導入し、BTCの耐量子実装が実験段階へ

2026.03.20

NEW
BTQがBIP360を量子対応テストネットに初導入し、BTCの耐量子実装が実験段階へ

相場概況

仮想通貨(暗号資産)は買いが優勢。ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)は共に上昇した。

BTQ Technologiesは、BTCの量子耐性強化案「BIP360」を独自テストネットに初実装したと発表した。新たな「量子テストネットv0.3.0」は、耐量子トランザクションを実際に検証できる環境を提供し、理論段階から実装検証へ進展したことを意味する。BIP360は公開鍵の露出を回避し、ML-DSAを用いることで量子攻撃耐性を確保する設計だ。さらにP2MR構造により既存のTaproot機能を維持しつつ脆弱性を低減する量子リスクは10〜20年後とされる中、事前対応の重要性が高まっており、同テストネットにはマイナーや開発者が参加し実証が進む。

BTQは将来的にマイニングプールやセキュリティ事業への展開も視野に入れている。

チャート分析

4時間足チャート(BTCUSDT)

チャート分析

BTCUSDTを4時間足チャートで見ると、18日からの下落が続いたが、200期間移動平均線(SMA)で折り返して現在は70,800ドル付近に位置している。直近は上昇傾向にあった21SMAは下落に転じたが、RSIは45付近まで回復しており、まだこれから相場の回復の可能性はある。

21SMAが200SMAにデッドクロスした場合は明確な下落相場に入ったと捉えられるだろう。

今後の主な経済指標

  1. 24日 18:00【ユーロ圏】製造業PMI(購買担当者景気指数)(速報値)
  2. 24日 23:00【米国】リッチモンド連銀製造業指数
富坂 昇(とみさか・のぼる)
富坂 昇(とみさか・のぼる)

著者:富坂 昇(とみさか・のぼる)

著者:富坂 昇(とみさか・のぼる)

数理モデルに基づくゲノム解析の研究からプライベート・エクイティ・ファンドの運営に携わった後、独立。デリバティブ取引とオプション取引で得た知見を基に、暗号資産取引における分散と確率、標準偏差に依拠した独自のトレード手法を確立する。現在のテーマは「アルトコインとミームコインの相克」。