グーグル量子研究が仮想通貨の脆弱性を分析し、PQC移行の必要性と各チェーンのリスク差を提示

グーグル量子研究が仮想通貨の脆弱性を分析し、PQC移行の必要性と各チェーンのリスク差を提示

2026.04.06

NEW
グーグル量子研究が仮想通貨の脆弱性を分析し、PQC移行の必要性と各チェーンのリスク差を提示

相場概況

仮想通貨(暗号資産)は売りが優勢。ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)は共に下落した。

Google Quantum AIらの研究チームは、量子コンピュータが仮想通貨に与える影響と対策を分析した論文を公表し、BitcoinやEthereumなど主要チェーンの構造的リスクを整理した。完全なランキングではないが、ブロック生成時間や暗号仕様の違いが量子攻撃耐性に影響する点を指摘。BTCは約10分の承認時間がOn-Spend攻撃の余地を生む可能性がある一方、ETHやSolanaの短い生成時間は相対的にリスクを低減すると分析された。また、ETHではアカウントやコンセンサスなど複数の脆弱性領域が分類され、将来的な影響範囲も示された。

PQC対応済みの先行例や実験段階のネットワークも紹介され、業界全体に計画的なポスト量子暗号移行の必要性が強調されている。

チャート分析

4時間足チャート(BTCUSDT)

チャート分析

BTCUSDTを4時間足チャートで見ると、昨日20時頃に価格は急上昇し、69,000ドルまで価格は回復した。現在は200期間移動平均線(SMA)をレジスタンスラインとして推移している。RSIも70付近と強い買い圧を示す。

一方、200SMAと21SMAは横ばいであり、200SMAを上抜けできない場合は、レンジ相場内での変動に収まり再度下落に転じる可能性があるだろう。

今後の主な経済指標

  1. 6日 23:00【米国】ISM非製造業景気指数
  2. 7日 21:30【米国】耐久財受注(前月比)(速報)
富坂 昇(とみさか・のぼる)
富坂 昇(とみさか・のぼる)

著者:富坂 昇(とみさか・のぼる)

著者:富坂 昇(とみさか・のぼる)

数理モデルに基づくゲノム解析の研究からプライベート・エクイティ・ファンドの運営に携わった後、独立。デリバティブ取引とオプション取引で得た知見を基に、暗号資産取引における分散と確率、標準偏差に依拠した独自のトレード手法を確立する。現在のテーマは「アルトコインとミームコインの相克」。