2023.11.24
仮想通貨(暗号資産)価格は、全体的に上昇銘柄が多いものの小動き。
ビットコイン(BTC)の現物ETF組成に関して、申請者であるブラックロックとグレースケールが米証券取引委員会(SEC)と面談したことが明らかになった。ETF承認に向けて手続きが進行中とみられる一方、この報道を受けて仮想通貨市場に目立った動きは見られない。
個別銘柄を見ると、BNBが横ばいで推移している。22日、CEOのチャンポン・ジャオ氏が有罪を認めてCEOを辞任するというニュースが流れると、BNBは急落した。しかし、ほどなくして反発すると、横ばいに転じている。バイナンスの先行きに関して、市場は過度に悲観的になっていない模様だ。
日足チャート(BNBUSDT)
日足チャートを見ると、200日移動平均線(SMA)は右肩下がりの一方、21日SMAはおおむね右肩上がり、そしてBNBUSDTは方向感の乏しい展開となっている。BNBUSDTが上昇に転じるには、2本のSMAが重なっている価格帯を上方向に抜けられるかどうかがポイントになりそうだ。
なお、RSIに目を転じると、過熱感は見られない。きっかけがあれば上下どちらの方向にも進める状態であり、今後の材料に注目だ。