2023.11.29
仮想通貨(暗号資産)価格は全般的に上昇。ビットコイン(BTC)を始め、主要銘柄が堅調だった。
昨晩は、タカ派と目されているウォラーFRB理事が利下げの可能性について言及し、注目を集めた。米政策金利の下落は仮想通貨価格の上昇要因とみなされることがあり、この発言を受けてビットコインなどの価格が上昇している。
なお、昨晩の経済指標を見ると、ケース・シラー米住宅価格指数は市場予想よりも弱く、米消費者信頼感指数は強い結果だった。強弱まちまちの内容で、仮想通貨市場に特段の影響はなかった模様だ。
1時間足チャート(BTCUSDT)
1時間足チャートを見ると、価格下落後に安値を切り上げながら高値が下落し、その後大きく上昇した様子がわかる。直近は高値と安値をそれぞれ切り上げる展開で、さらに、21期間移動平均線(SMA)と200期間SMAがそれぞれ右肩上がりとなっており、上昇トレンドだといえそうだ。
RSIを見ると、高値警戒感は見られない。今後も押し目を形成しつつ価格を上げるなら、過熱感のない上昇継続を期待できそうだ。