2023.12.05
仮想通貨(暗号資産)価格はまちまち。
ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)は本日も上昇した一方、その他のアルトコインでは下落が目立った。アルトコイン全体に影響するマイナス材料は特段報道されていないことから、利益確定売りで売られた可能性がある。その一方、BTCについては、現物ETFへの期待や半減期以降の値動き実績など、値上がりを期待できる材料が多く、これが影響していると考えられる。
ただし、イーサリアム(ETH)について、ETH/BTCは下落を続けていてETHの上昇力がやや弱い。ETHも米国で現物ETF組成の申請が提出されており、BTCをしのぐ上昇を見せる場面が訪れるかどうかに注目だ。
1時間足チャート(BTCUSDT)
1時間足チャートを見ると、BTCUSDTは21期間移動平均線(SMA)の上で推移しており、21期間SMAにタッチすると上昇する動きを繰り返してきた。直近の値動きは横ばいに転じて21期間SMAに接しており、再度上昇するかどうかが注目される。
なお、RSIは買われすぎの水準から下落しており、執筆時点で上昇の過熱感は見られない。RSIの観点からは、BTCUSDTの反発上昇を期待できる格好だ。