2023.12.06
仮想通貨(暗号資産)価格は全面高。
ビットコイン(BTC)が特に強く、直近1週間の上昇率は15%弱、直近24時間でも5%前後の上昇を示した。本日、仮想通貨市場で価格に大きな影響を与えるニュースは報道されておらず、先高観から資金が流入し続けた模様だ。今後も上昇を続けるかに注目したい。
昨日の経済指標発表を見ると、日本時間深夜に米国で雇用動態調査求人件数やISM非製造業景況指数等が発表された。強弱まちまちの結果だったものの、BTC価格は深夜付近から騰勢を強めており、ISM非製造業景況指数の強い結果がBTC価格に影響した可能性がある。
1時間足チャート(BTCUSDT)
1時間足チャートを見ると、21期間移動平均線(SMA)と200期間SMAがともに右肩上がりで上昇トレンド継続中。昨日は横ばいで推移する時間が長かったものの、21期間SMA付近で反発上昇するパターンが再現された。直近は上昇後に値動きが乏しくなっており、21期間SMA付近で再び価格を上げるかどうかに注目だ。価格が下落する場合は、21期間SMAを明確に下回るかどうかがポイントになりそうだ。
なお、RSIを見ると、買われすぎの水準を脱していて過熱感はない。BTCUSDTが今しばらく横ばいで推移すると、RSIはさらに下がると期待できる。