2023.12.07
仮想通貨(暗号資産)価格はまちまち。ビットコイン(BTC)は小幅上昇、イーサリアム(ETH)はわずかに下落している。
仮想通貨市場に大きなニュースは伝わっておらず、BTC価格は直近1週間ですでに15%の大幅上昇を見せており、市場参加者は次の材料待ちで様子見をしている可能性がある。
経済指標発表に目を転じると、昨晩のADP雇用統計は市場予想を下回る結果だった。この結果に対して仮想通貨市場の反応は乏しかったものの、今週末には米雇用統計、そして来週は連邦公開市場委員会(FOMC)を控えている。これらの結果が仮想通貨価格にどのように影響するか、注目だ。
1時間足チャート(BTCUSDT)
1時間足チャートを見ると、200期間移動平均線(SMA)は右肩上がりを描いており、長期的に上昇トレンドを維持している。ただし、直近のBTCは21期間SMAと重なって横ばいで推移し、方向感がない。
また、RSIも60を割り込む水準まで下げており、こちらも方向感がない。材料次第で上にも下にも動ける展開だ。BTCが下落する場合は、直近安値の41,200ドル付近が目安になりそう。