相場の過熱感を警戒した売りが優勢か

月曜日の仮想通貨（暗号資産）価格は急落。ビットコイン（BTC）価格も下落した。

週末の仮想通貨市場は全般的に上昇し、カルダノ（ADA）等の上昇率が特に高かった。引き続き資金流入が続き、BTCに加えてアルトコインも広く物色された模様だ。しかし、月曜日に入ると全面安の展開。大きなニュースは報じられておらず、利益確定売りや相場の過熱感を警戒した売りが優勢になった可能性がある。

個別銘柄を見ると、アバランチ（AVAX）が逆行高。直近1週間の上昇率は60％を上回っている。直近でアバランチの急騰を引き起こすニュースは伝わっておらず、市場のアルトコイン物色の動きは衰えていない模様だ。

1時間足チャート（AVAXUSDT）

1時間足チャートを見ると、直近で大きく下落したものの急反発し、長い下ヒゲを形成している。反発後に21期間移動平均線（SMA）の上を推移しており、上昇トレンドは強いと考えられる。また、21期間SMAと200期間SMAがともに右肩上がりを維持しており、SMAの観点から考えても上昇トレンドが継続中だ。

RSIに目を転じると、おおむね50から70の範囲内で推移しており、過熱感は見られない。AVAXUSDTの上昇にとって良い傾向を維持している。