ビットコインが4％を超える上昇

仮想通貨（暗号資産）価格は上昇。ビットコイン（BTC）が4％超の上げを見せている。

BTCの現物ETF申請に関して、申請社であるブラックロックと米証券取引委員会（SEC）の協議が進展したと伝えられている。現物ETFが実現すれば多くの資金がBTCに集まると期待されており、これがBTCだけでなく仮想通貨全体の価格上昇につながった模様だ。

なお、本日は日本で金融政策決定会合の結果が公表され、政策金利は市場予想通り据え置きとなった。ドル円や日経平均株価は急騰で反応したが、仮想通貨市場に特段の反応は見られない。

1時間足チャート（BTCUSDT）

1時間足チャートを見ると、BTCUSDTは21期間移動平均線（SMA）と200期間SMAを立て続けにブレイクし、上値を伸ばす展開となっている。21期間SMAが200期間SMAを上抜けるのも確実な情勢だ。

ただし、直近の上昇幅が大きく、RSIも買われすぎの水準に到達したことを踏まえると、押し目を形成する可能性に注意したい。押し目を形成する場合、その後に直近高値を明確に上回れるかどうかが、上昇トレンド継続のためのポイントになりそうだ。