2024.01.08
仮想通貨(暗号資産)価格は全面安。
値動きを詳細に見ると、ビットコイン(BTC)は下落幅がやや小さいのに対し、カルダノ(ADA)など主要なアルトコインは下げ幅の大きさが目立つ。この差の理由は不明ながら、ETF承認問題が影響している可能性がある。
BTCはETF承認後に価格が上昇すると予想されている一方、一時的に下げると見る市場参加者も少なくない。この結果、BTCは上にも下にも動きが取れない一方、アルトコインはリスク回避や利益確定の売りがやや優勢な模様。なお、今週にも米証券取引委員会(SEC)により結果が発表される見込みだ。
4時間足チャート(BTCUSDT)
4時間足チャートを見ると、BTCUSDTは21期間移動平均線(SMA)を上抜ける場面があったが、直近高値を越えられずにいる。同時に、200期間SMAまで下がると反発の様相であり、結果として横ばいが継続中だ。移動平均線は2本とも方向感が乏しい。
RSIに目を転じると、40台から50台で推移しており、こちらも相場の方向性は見られない。市場は材料待ちと考えられ、直近の高値または安値を抜ける動きを待つ展開になりそうだ。