2024.01.05
仮想通貨(暗号資産)の主要銘柄の価格はおおむね反発。ビットコイン(BTC)もイーサリアム(ETH)も上げている。
複数のメディアがBTC現物のETF承認見通しについて報じ、主要銘柄は買いで反応した。報道によると、早ければ本日5日にも結果が公表されるかもしれない。一昨日には非承認に関する分析が注目されて価格を下げており、この反動で上げたと見ることも可能だ。
ただし、一昨日の下げを完全に回復するまでは上げておらず、市場はETF承認や承認後の価格上昇について懐疑的かもしれない。承認直後の価格変動については様々な予想が入り乱れており、報道にしばらく振り回される展開も予想可能だろう。
4時間足チャート(BTCUSDT)
BTCUSDTは振れ幅が大きく、200期間移動平均線(SMA)まで下げた際に反発したものの、21期間SMAに頭を押さえられる展開。結果として、値動きは大きいながらも徐々に落ち着きを見せつつある。価格が上下どちらのSMAを抜けるかによって、今後の値動きの展望を描けるだろう。
なお、RSIは50付近に位置しており、過熱感は全くない。材料が出れば、上昇にも下落にも大きく動く余地がある。