ビットコインETFの残高は伸び悩み

仮想通貨（暗号資産）は全般的に安いが下落幅は小さい。主要な仮想通貨の中ではソラナ（SOL）がわずかに上昇し、目立っている。

仮想通貨情報サイト「Coinglass」によると、ビットコイン（BTC）現物ETFの時価総額は本日時点で265億ドル（3兆9,200億円）だった。1月15日時点の数字と比べて2億ドルほどの減少であり、今後増加に転じるかどうか注目だ。

経済指標に目を転じると、昨日は米国で複数の重要指標が発表され、中でも小売売上高が市場予想よりも強く注目を集めた。仮想通貨価格に目立った動きは見られなかったものの、重要な経済指標に反応することもあるため、こちらも注視が必要だろう。

4時間足チャート（SOLUSDT）

SOLUSDTの4時間足チャートを見ると、おおむねレンジ相場を形成している様子がわかる。また、高値を徐々に切り下げると同時に安値を徐々に切り上げており、ペナントを形成しているようだ。安値は200期間移動平均線（SMA）に沿っており、底値は堅いと見ることもできる。

一般的に、価格がペナントの上または下方向に抜けると、その方向に大きく動きやすいとされている。今回のチャートにも当てはまるかどうか、注目したいところだ。