2024.01.17
仮想通貨(暗号資産)価格はまちまち。ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)はやや上げた。
BTCのETF問題が終了し、仮想通貨市場は平穏を取り戻した模様だ。今後は、ファンダメンタルズ情報が徐々に価格に反映される場面への移行が想定される。
要人発言に目を転じると、ウォラー米連邦準備理事会(FRB)理事の発言が伝わり、米政策金利の引き下げペースがやや鈍化するとの観測が広がった。仮想通貨市場に特段の動揺は見られず、地合いの強さがわかる。本日から翌日未明にかけて重要な経済指標が発表されるため、発表後の価格動向に注意したい。
4時間足チャート(BTCUSDT)
4時間足チャートを見ると、13日午前中から横ばいの展開が続いている。21期間移動平均線(SMA)も200期間SMAも横ばいであり、トレンドのない状態だ。RSIを見ると40台で推移しており、こちらも相場の方向性を確認できない。
200期間SMAがレジスタンスラインとして機能しており、上昇トレンドに回帰するにはこのラインを明確に上回る必要がある。下落トレンドを視野に入れる場合は、直近安値を下回るかどうかが鍵になるだろう。