ビットコインETF「GBTC」が注目される

仮想通貨（暗号資産）は全面安。ビットコイン（BTC）やイーサリアム（ETH）も安い。

BTC現物ETFについて、残高が銀ETFを抜いて2位になったと報じられている。1位は金ETF。また、GBTCによるBTC売却も市場で話題になっているようだ。GBTCはBTCの現物ETFの一つで、時価総額はETFの中で最大。元はクローズド・エンド型の投資信託として販売されており、ETF化を契機に利益確定売りが出ていると伝えられている。

仮想通貨情報サイト「CoinGlass」によると、昨日の記事執筆時点でBTC現物ETFの時価総額は265億ドルだったが、現時点では245億ドルに減少している。24時間で時価総額を大きく下げており、今後も注視が必要だろう。

日足チャート（BTCUSDT）

BTCUSDTの日足チャートを見ると、200日移動平均線（SMA）は右肩上がりである一方、21日SMAは横ばいに転じている。価格は21日SMAを下抜けた後に一旦上昇したが、21日SMAに弾かれる形で直近安値を下回る動きを見せた。

現在値は昨年12月以来のサポートライン付近に位置しており、このラインを明確に下抜けるか、それとも反発するかに注目だ。