2024.01.22
仮想通貨(暗号資産)は下落。ビットコイン(BTC)とイーサリアム(ETH)も安い。
先週はBTC現物ETFの残高減少が話題に上ったものの、相場全体を大きく動かす材料に欠く状態が続いた。週末から本日にかけてもこの流れが続き、BTCは狭い範囲の値動きが続いている。
大きな値動きはトレーダーにとって望ましいものの、仮想通貨のデメリットだとしばしば指摘されてきた。長期保有で安定的な運用を望む層にとって、過度な値動きはデメリットとなりうる。安定的な値動きや適度な調整は、将来的なBTC保有者増加にとって必要な動きかもしれない。
日足チャート(BTCUSDT)
BTCUSDTを日足チャートで見ると、価格は緩やかに下落してサポートライン上を推移している。200日移動平均線(SMA)は依然として右肩上がりだが、21日SMAはわずかに右肩下がりに転じており、相場は弱い。サポートラインを明確に下抜ける場合、37,500ドル付近に次のサポートラインがあり、さらにその下には200日SMAも控えている。これらが下値目途になりそうだ。
RSIに目を転じると、こちらも下落基調で推移している。しばらく下目線で相場を見ることになるかもしれない。