2024.02.13
仮想通貨(暗号資産)は全面高。ビットコイン(BTC)は4%弱、イーサリアム(ETH)は6%台の上昇を記録した。
BTC価格は節目の50,000ドルを突破。現物ETF承認後の高値を更新するものであり、史上最高値の69,000ドルが徐々に視野に入ってきた。一方、円建ての過去最高値は2021年に記録した770万円台であり、史上最高値更新が目の前に迫っている。これは円の価値が米ドルに対して下落していることが原因だ。
高値が続く要因として、現物ETFへの資金流入が指摘されている。今後も流入が続き、いわゆるガチホ勢が増えるにつれて、BTC価格はさらに上昇するかもしれない。
4時間足チャート(BTCUSDT)
BTCUSDTを4時間足チャートで見ると、狭いレンジ相場から上昇に転じた後、高値と安値がそれぞれ切り上がる展開。一時的に下落しても、21期間移動平均線(SMA)に接して再び上昇しており、上昇トレンドは強いと判断できる。
その一方、RSIは高値圏で下落気味であり、価格の動きとは逆方向だ。これはダイバージェンスと呼ばれ、下落示唆とされている。上昇トレンドの継続を軸にしつつも、ダイバージェンスが機能する場合への備えが必要だろう。