2024.03.01
仮想通貨(暗号資産)は下落が優勢。ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)も下げた。
米金融機関のウェルズ・ファーゴ等が、大口投資家向けにBTCの現物ETFを提供すると報じられている。また、HODL15 Capitalによると、昨日のETFによるBTC購入数量は11,211BTCだったのに対し、マイナーによる採掘量は900BTC未満だった。これらはBTC価格の上昇要因になると考えられる。さらに、今年4月の半減期到来後、BTC価格は上昇するとの見方が多い模様だ。
その一方で、JPモルガンのアナリストの分析によると、半減期経過後のBTC価格は42,000ドルまで下落する可能性がある。多くの市場参加者が上下さまざまな予想を提示しており、BTCへの関心が高まっていると言えそうだ。
4時間足チャート(BTCUSDT)
BTCUSDTを4時間足チャートで見ると、先月末以降に価格を大きく伸ばしたのち、直近はやや軟調に推移していることがわかる。その一方で21期間移動平均線(SMA)は右肩上がりを続けており、両者が接するあたりで価格が反発するかどうかに注目だ。
RSIを見ると、直近の軟調な動きを受けて買われすぎの水準から脱しつつある。適切な押し目は上昇相場の長期化にとって必要といわれることがあり、今回の軟調は価格上昇を希望する投資家にとって良い動きになるかもしれない。